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第二十九回 ゲーム業界 -活人研 KATSUNINKEN- 「そもそも、企画の仕事って…」

「そもそも、企画の仕事って…」

ここ2回続けて、転職の話について書いてきました。事実上、終身雇用の時代はもう今は昔となっていくと思います。あ、誤解なきように話しておきますが、各企業の経営陣は、正社員として迎え入れる以上は仲間としてこの会社で勤め上げてほしいと思っておられますし、幸せになってほしいと思っておられるはずです。


ただ、技術の移り変わりの速さや、事業の変動にともない1社でクリエイター人生を終える人はこの先少なくなってくるのではないでしょうか?転職は決して悪ではないですし、自身のキャリアを高めるためには必要な時もあると思います。ただ、辞め方、だけは気をつけたいところがあります。やはり、この業界狭い、本当に狭い、そう感じます。知り合いの知り合いの知り合い、つまりは、2人向こうには、かなりなところまでつながるわけです。


ましてや、人材流動がまずまずある業界なので、立場が逆転することもあると思います。お付き合いの仕方や、辞め方1つ間違えると、先々のキャリアで誰も助けてくれなくなります。ゲームは1人ではつくれません。大勢の協力あって成り立つことが多いです。


そうなったときに、一番大事なのは「信用」です。

もちろん、技術も必要ですが、やはり、大前提として一緒に働きたいか、どうか?は、信用できる人かどうか、というところが大きいです。またこの信用というやつが厄介で、築き上げるのは時間もかかるし大変なのに対して、なくすのは、一瞬でできてしまうことなんです。


この連載でも何度か言っていますが、大切なことにして、誰でも意識すればできること「誠実」であることはとても大事なことだと思います。

なので、辞める時もどこかできりをつけないといけませんが、引継ぎ含めて、じっくり付き合って辞めていくことも視野にいれての転職活動をしていきましょう。

では本題です。

今回は、最近質問をうける「企画の仕事とは」ということに関して全部ではないですが語ろうと思います。これは、就職活動する際にもですし、そもそも、高校から大学や専門学校を選択する際にも考えることのようです。まず、

プログラムできない、絵が描けない、だから企画なら僕にもできるかもしれないので、企画

という選択をして学校を選ぶ、就職活動をする、ですと、かなり厳しい結果がまっていると言わざるを得ません。なぜならば、そんな消極的選択でなんとかなるほど企画の仕事は甘くないからです。が、なぜそのように「誰でもできちゃいそう」と思うのかといえば、そもそも、企画の仕事の内容が明確にされていないうえに、必要な技術もあまり講じられていないからです。また、

  • アイデアを出す人

  • 言葉を使って伝える人(母国語を使うことになりますね)

  • 企画書を書く

  • 仕様書を書く

  • プレゼンする

などなど

なんとなく、イメージされるものでとらえられているものの、それ以上に掘り下げて考えたり、実際に世に出ている情報から得られるものも、これ以上のものがあるかといえば、それほど多くありません。

なので、学校などでも、

  • 企画書の書き方

  • 仕様書の書き方

など

のテクニカルなことが教えられていることが多いようです。でも、書式だけを学んでも企画を立案することはできませんよね?アイデアの出し方、企画のたて方、仕様の設計の仕方、などを学ぶ機会は実はあまり多くないのではないでしょうか?



続きは Social Game Info さんにて掲載いただいております。

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