「幸せのカタチ、面白さのカタチ」
前回は、プロの言葉の責任と重みに関してお話ししました。
業界を目指すアマチュア、学生にとって経験深いプロの言葉がどれだけ重いのか?ということと、そのフェーズにあった言葉をかけないと、本来論、正論を言ったところで相手には、正しく受け止めきれないこともあることをプロ側が自覚する必要がある、といったものでした。
学生に対してだけでなく、これは、主に専門学校で教えておられる講師の方にかける言葉や、その方の講義、授業の流れの中で自身の講義、講演の立ち位置がどういったところにあるのか?も考える必要があるかもしれません。
いえ、本来はそれは、プロを招いて講義をしてもらう学校側が考えることなのです。
ですが、学校で、非常に体系立てて且つ、言葉の定義まで明確にして、どの講師もベースラインは同じことを教え、そのうえに、各個人のナレッジが上積みされる形の講義形態を構築しているところは、なかなかないのではないでしょうか?そもそも、もし、それがしっかりと確立されていれば、
業界就職率(正社員。クリエイターとして採用) は、70%を超える
ゲストでプロの講師が呼ばれても、現在の業界事情を語るにとどまる
となることでしょう。
ですが、残念なことに、正社員でクリエイター採用で70%以上の業界就職率を誇る学校はなかなかないでしょうし、ゲストでプロが来た時には、気を遣うの半分、自信のなさからも、「おまかせ」になっているところが多いのではないでしょうか?
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